年度末哀悼

中島らも鷺沢萠ナンシー関
この3人が死んだことで自分の中で一つの時代が終わったというか
区切りがついたと感じることがふとある。
もう少し長生きして鋭い視点で日常を捉えて欲しかったと思う
と同時に、死ぬべくして死んでいった気もする。
鷺沢などはその感性や生い立ちのため生きるのが大変なタイプの
人だったかもしれない。将棋棋士先崎学の文が鮮烈だった。
彼は麻雀仲間でよく打っていたらしい。
世は価値相対主義的なchaosへと向かっているのだろうか。
これはネットの発展と軌を一にしているのかもしれない。
ネット萌芽期に生きる私らは混迷のまま、もしくは
価値相対主義的タコツボの中で死んでいくのかもしれない。
『記憶が星座のように 輝きながら 繋がる
 バラバラに見えていたけど 今ならわかるよ』(WILL)