箱根〜小田原〜後北条氏〜仙台〜政宗

箱根に初めて行った途中これまた初めて小田原に行った。
小田原といえばなんといっても後北条氏だろう。
何の感慨もない人もいるだろうが。私の好きな武将は毛利元就と書いたが
北条氏康も好きなのである。信長の野望全国版では北条氏でしたよいつも。
文武両道で清廉潔白の士。北条五代はほとんど内訌が無かったと
武将ファイルには書いてあった。
北条家は結局、天下統一のとき滅んでしまうわけだ。もし、秀吉が滅ぼして無くても
家康が関東の主になるならば潰されていただろう。その点、毛利や島津は生き延びて
明治維新の遠因になるのだからおもしろい。
第二の故郷仙台、伊達家は結局、生ぬるいまま江戸時代を過ごしてしまった。
司馬遼太郎が言うには米経済が潤ってしまって、近代化に遅れてしまった
らしい。仙台って今でもそれを引きずっている気がする。
政宗が苦心して所領維持するのを見てみんな嫌気が差してしまったのだろうか。
政宗ほどの人がああまでするのだろうから、大人しくしているに
越したことはないと。
ほんと生まれた土地で運命が決まる事が多いと思った、昔は特に。
またネットの話になるが、今はいくらか平準化されてはきてるとおもうけど。
でも中央と地域の格差が拡大しているって聞くからなあ。みんなが
格差社会って叫んでそのとおりに進んでいってるんだろうか。
北海道・東北と渡ってきた者としては、奥州藤原氏政宗下の仙台に続く
夢を見たいと思ってしまうのですよ。

PS−ゼルダトライフォースって三つ鱗の家紋からとったんだろうか?