A4=440Hzを巡る冒険及び戦い

なかなか頭で考え、声で音を出しても身につかないので書いておきたい。
前回の「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」のラが、国際式とやらのAの4番目で
紙のサイズみたいだがA4だ。これが440Hz(とりあえず440とする)。
一般の男性は苦しいところかと思う。このA4はまぁご存じと思われるが超有名な
チューニングの基準音となる。オーケストラではオーボエがまずこの音を出して
コンサートマスターがヴァイオリンの第2弦(A弦)でA4を拾っていくわけだ。
これが、ピアノで見ると大体真ん中に座ると真ん中にドが来て右に上がっていって
最初のラがA4となる。五線紙で見るとト音記号(これもト(G3)の位置から書き始める
記号なのです)の下から2番目の間(第2間)って事っすね。
こう考えると、本当の男声合唱の楽譜の位置は結構低いんだなってことが改めて認識しました。
テノールは便宜上、ト音記号で書いてるから勘違いしてしまうね。


そして、昨日職場の方とギターのチューニングの話になったのだが、普通のギターは結構
低いと感じました。開放弦ではギターはEADGHE(ミラレソシミ)で、上から数えての第5弦が
A4の4分の1でA2=約110Hzとなる。ちなみに、そのしたのE2は82Hzくらいで
これが男声のベースがおそらく出せる下のミの音になります。渋いです。
ギターの開放弦音域は男声が出せるって事ですね。


あと、勉強したいのはオクターブ間のHzの出し方なんだけど、一応オクターブは
2倍の間隔で取っておいてその間の12音をどう区切るかって話なんだが、この間は
指数関数的なグラフになるので例えばA4の一つ♯のHzを出すには440×2の12分の1乗
とかするとかなんとかを経済学部の同級生から聞いたのですがいまだによくわからないし
面倒くさいので、いずれわかればいいと思います。ただ、ここがクリアになると
純正律平均律の話がかなり正確に分かるんだろうと思います。後に取っとくわ。


この表はとても参考になります。
http://www.roland.co.jp/products/boss/image/Tuner/tuning.pdf